幼犬にはどんなドッグフードがいい?

離乳を終え、子犬自身がドッグフードを食べるようになる時期、どのようなドッグフードを選ぶかはとても重要な課題です。小型犬であれば生後半年、大型犬でも生後一年程で身体的な成長がほぼ完了します。人間であれば15歳ほどに相当する成長を遂げます。この時期如何に良質な食生活をしてきたかで、寿命さえも左右されるほどです。子犬に与えるドッグフード選びは正しく行うよう心掛けてあげましょう。

幼犬用のドッグフードの特徴

ペットショップの店頭には多数のパピー(子犬)用製品が並びます。子犬用ドッグフードは無暗に切り替えをせずに、成犬用製品に切り替えるまで与え続けることが基本ルールです。

幼犬期の食事は少量、高栄養が原則

生後間もなく、まだ身体的な成長途中の子犬は、消化器官も十分に発達していません。一度にたくさんの食事を摂取することができません。そのため、一日分の接取量を3~5回に小分けにして与える必要があります。子犬用ドッグフードは成犬用に比べ同量でも数倍のカロリーを含むよう工夫されています。つまり少量の接取で効率よく栄養を摂取できる仕組みになっています。

成長期だからこそ良質な動物性タンパク質が必須

犬の必須栄養素で一番多く接取が必要なものは、肉や魚など動物性タンパク質です。骨格や筋肉が形成される成長期には特に豊富に摂取したい栄養素です。

ところが、市販のドッグフードの中には、この動物性タンパク質の配合が一切ない製品も多数あります。子犬のドッグフードを選ぶ時は必ず動物性タンパク質が原材料表示の先頭項目として記載されている製品を選びましょう。

ミネラルが豊富

カルシウムやリンなどのミネラルは、骨や歯など幼犬の成長に欠かせない成分です。成犬でも必要ですが、幼犬には特に多く必要になります。子犬用のドッグフードならば、子犬の成長に必要なミネラルがバランスよく含まれています。
決して自己判断で成犬用のフードに切り替えたり、ミネラルのサプリメントなどを添加して与えたりしてはいけません。子犬の急激な成長のために、市販の子犬用ドッグフードに栄養剤やサプリメントを添加する行為は、かえって骨格の成長の悪影響を与えます

フードの形状について

幼犬用のフードがどんなものか分かったところで、気になるのがフードの形状です。成犬用に多いドッグフードはカリカリと呼ばれるドライフードです。子犬の頃からドライフードに慣れさせる必要があります。ですが、歯や口内が未発達の子犬にとって硬いドライフードは食べにくいということがあります。子犬が食べやすいフードの形状についても理解しておきましょう。

ふやかして与える

ドライフードはお湯などでふやかして食べやすくすることもできます。やり方は、ドッグフードが被るだけのぬるま湯をかけ、30分~1時間ほど放置するだけです。離乳して間もない犬なら、お湯の代わりに子犬用のミルクでふやかしても良いでしょう。

ウェットフードもおすすめ

水分含有量が多いウェットフードはドライフードよりも柔らかいため子犬でも食べやすい形状です。そのうえ高栄養で嗜好性も高いため、たくさんの栄養を必要としている子犬には特におすすめです。ただし、栄養が偏りやすいので、総合栄養食の表記のあるものを選びましょう。

幼犬期の栄養状態が将来の健康を左右する

幼犬期は食欲が不安定なことも多く、何かと手がかかるものです。しかし、この時期に一生分の身体的な成長を遂げるのですから、良質な食生活をつづけることがとても重要です。しっかりとした骨格を形成し、十分な筋肉の発達を遂げておくことで長い将来を健康に過ごすこともできるのです。

参考
子犬に向けのドックフードってあるの?
http://emcomm.org/7.html