ドッグフードの相性はどこで見るべきか

愛犬の為に安心、安全なドッグフードを選びたい、愛犬と相性のいいドッグフードを見つけてあげたいと誰もが思うものです。同じ愛犬家同士の口コミや評判を参考にしたり、動物病院の推奨する製品を購入したりと
ドッグフードと愛犬の相性について考えてみましょう。

相性を見るにはここをチェック

当たり前ですが、相性の良いドッグフードを食べると体の調子は良くなり、相性の悪いフードを食べると不調があらわれます。ドッグフードの相性を見るには、愛犬の体調を見ることが一番です。

犬の体質とドッグフードの相性が良い状態

まずは、相性の良いドッグフードを与え続けていると、犬の体にはどのように現れるのかを見てみましょう。

適性体重を維持できている

肥満や体重減少などの変化がみられず、適正な体重を無理なく保てているのは、摂取した栄養素を体内できちんと代謝できている証拠です。この状態は、相性の他にドッグフードの接取カロリーと運動量のバランスも関係しています。

便の状態が良好

便はドッグフードとの相性が最も現れやすいものです。健康的な便は、下痢でも便秘でもなく、毎日一本のバナナ状の排便が食事の回数分ある状態です。硬さも柔らかすぎず硬すぎず、掴んだ時に形が崩れない程度です。

嘔吐、消化不良がない

食後に嘔吐したり、未消化の原料が便で排出されたりすることのない状態です。ドッグフードが体質に合っていると、うまく消化されるため、嘔吐や消化不良といった症状は起こりません。

毛並みが良い

美しい毛並みはドッグフードとの相性が関わっています。毛並みも犬の体調が現れやすい部位です。美しい毛並みや毛艶を保てているということは、被毛の一本一本にまでしっかりと栄養が届いている証拠でもあります。

犬の体質とドッグフードの相性が悪い状態

ドッグフードが体調や体質に合わない場合、体重の減少、下痢や軟便、毛艶の悪化など様々な変化が見られます。これらの症状はフードを食べてすぐに起こる場合もあれば、与え始めてから数週間、数か月と経過した後に症状が目立つようになる事もあります。

病気が原因ではないのに以下の症状がみられる場合は、ドッグフードとの相性が悪いかもしれません。

体のかゆみや湿疹

相性の合わないドッグフードを食べていると、皮膚の免疫力が低下して体にかゆみが起こったり湿疹が現れたりします。

かゆみが起こると、絶え間なく体を掻く、口で体を小刻みに噛む、家具の角や地面など固い場所に体をこすり付けるなどの行動がみられます。また、かゆみと共に湿疹が全身に出ることもあります。湿疹は特に腹部や内股、耳の内側など皮膚の露出している部位が目立ちます。さらには、湿疹やかゆい部分を噛むことで傷になってしまい、そこから皮膚炎まで起こしてしまうこともあります。

毛並みの悪化や脱毛

毛艶がない、パサパサしているなどが見られたら、ドッグフードとの相性が悪い可能性があります。さらには、脱毛が見られることもあります。小さな脱毛箇所が数か所ある、患部が徐々に広がる、全身から通常以上の毛量で脱毛があるといった症状が見られたら要注意です。

下痢や便秘

柔らかい、水っぽいといった便は下痢です。便が細かくちぎれて出される場合は、軽度の便秘を起こしています。ドッグフードとの相性が良くないと、胃腸でドッグフードがうまく消化されず、下痢や便秘として現れます。

また、少量の便を一日に何度もしている場合も不調だと捉えて良いでしょう。健康な便は、食事の回数と同じかプラス一回です。

相性のいいドッグフードを見つけるためには

愛犬のためにベストマッチなドッグフードを見つけるためには、手探りで試行錯誤を続けるよりも、下記の方法がお勧めです。

  • 製品の原材料表示を確認し、愛犬の健康に好ましくない成分を配合していない製品をしっかりと選ぶ
  • 動物病院で血液検査を受け、愛犬のアレルギー発症原因となる物質を特定し、食事から完全に除去する

ドッグフードの相性は、一食分の試食ではなかなか判断が難しいものです。数週間から一月ほど継続して与え、愛犬の健康状態を観察することで、ようやく相性が分かってきます。根気よく続けることが大切です。

全ての犬と相性の良いドッグフードは無い

どんなに評判のいいドッグフードでも、必ずしもすべての犬の体質にベストマッチすることはありません。犬の体質はとても繊細で、同じ兄弟や親子であっても同じドッグフードで賄えるとは限りません。

さらに、犬の体調はとても繊細なもので、生涯のうちに何度か転換期も訪れます。その都度愛犬の体調の変化に合わせて相性を考えてあげましょう。